ここ数日のお天気予報は全くあてにならないようで、コロコロ天気が変わります。
何て素敵なんでしょう。半分くらい解けたでしょうか。
空が青いと、いっそう深い青色に染まる みくりが池です。
はい。一昨日のみくりが池です。
ところで。立山とは、昔どんな所であったのか。知ってます?
富山市・呉羽山からみた立山連峰(5月)
立山がもっと右側にあるのですが…切れてます(*_*;;)
私も小さい頃から何気なーくよく見る景色です。
昔の人はこの険しい峰々を見上げ、
「登れる山ではない、あそこは死んだ者が行くあの世。
私たちの生活する里がこの世」
だと考えられてきました。
それが、遡る事およそ430年前。
事実、人がこの地に入って立山を登り、
且つ、いろんな所へ登っていたと記録が見つかりました。
且つ、いろんな所へ登っていたと記録が見つかりました。
「懺悔、懺悔、六根清浄ー」
一種異様な立ち姿に、延々と独特な唱えを続ける〝山伏〟
【修験者】山伏とも言われ、
山を神仏の身体であるとし神仏の懐に入り、
自分の命と向き合い心を清める。
人が簡単になし得ない厳しい状況下で、苦難の修行をする。
全国各地に修行の場があり、立山はその一つ。
自分の命と向き合い心を清める。
人が簡単になし得ない厳しい状況下で、苦難の修行をする。
全国各地に修行の場があり、立山はその一つ。
この姿の人々が立山に入り、開いたとされています。
(立山開山〝伝説〟としてまた別にあるのですが、
それは1300年以上前の伝説 またそれは改めて今度…)
これが立山信仰登山の始まりです。
昨日(13日) 修験者による立山登拝が行われました。
今回あまりにもの悪天候の為、中止とならざるおえない状況で
室堂ターミナル3階の旧社殿の前で執り行われました。
上の写真はその時の様子
立山は地獄絵図のような地獄谷、針山地獄と例えられた剱岳。
室堂を中心として天国と地獄の様子がギュッと揃う様子から
修行の場としてもってこいだったようなのです。
冒頭のみくりが池も地獄の一つです。 寒冷地獄
その後、市民にも立山信仰が広まり、
立山(雄山)に登る事は一度、あの世に行く事。
疑死体験をすると、心が清められ、自分は極楽浄土に近づけると信じ
たくさんの人がこの日本三大霊山【立山】を目指したそうです。
修験者達が行う『立山火祭り』
室堂を中心として天国と地獄の様子がギュッと揃う様子から
修行の場としてもってこいだったようなのです。
冒頭のみくりが池も地獄の一つです。 寒冷地獄
その後、市民にも立山信仰が広まり、
立山(雄山)に登る事は一度、あの世に行く事。
疑死体験をすると、心が清められ、自分は極楽浄土に近づけると信じ
たくさんの人がこの日本三大霊山【立山】を目指したそうです。
修験者達が行う『立山火祭り』
毎年9月に立山の麓、『芦峅雄山神社』で行われています。
火を渡り…
煮立つ湯を身体に叩きつける…
実に荒行、、到底マネできません。。
これが修験者。。
歴史語るなんて難しい〜〜っ(>_<)
勝手な私の解釈も含まれ、間違っていたらごめんなさい。。
観光地立山。今はこの姿を目にする事はなかなかありませんが、
今こうして修験者の姿を見ると、歴史を感じさせられます。
歴史深い立山。知れば知る程、立山の見方も変わるかも?
以上です。
山ガール:OMI