2014年7月6日日曜日

八郎坂へ行ってきました!

富山市内の今朝は晴天。今日の最高気温は28℃。蝉が鳴き始めて暑い暑い。
室堂ターミナル内の気温は14℃。到着同時にダウン着る。

室堂の外は温かく、今は17℃。散策には羽織りものや、雨風よけの上着があれば十分のようです。立山の中腹で雲がかり、全体的に雲が多い日となっています。
散策のお客様も増えましたね〜
人集りがあるところには…
(わかりにくっ)これ室堂の鉄則です★
まず、『人集りがあるところには雷鳥がいる!!』

室堂平もだんだんと賑やかになってきます
『チングルマ』
『クロユリ』

※現在の室堂〜天狗平方面の状況。道は雪のため通行止め
気候も温かくなり、こちらの水平道への問い合わせが増えました。
もうしばらく道が開くまで時間がかかりそうです。



さて、先日。『八郎坂』が開通されましたので、行ってきました^ ^
称名滝の展望台手前に登山口があり、標高1040m〜【弘法】1580mを目指します。標高差約500m、岩壁に作られたつづら折りの登山道を登っていきます。
〔コースタイムは 登り:2時間半、下り:1時間半〕
特徴はなんと言っても称名滝のそばを歩く、その景観と滝の轟音。
登山道はヤブが高いのであまり感じませんが、常に断崖絶壁です。
少々、足下滑らせないよう気を使います。

ここの楽しみはもう一つ。
変わった植物がいるのです。
  樹林帯、木々に囲まれ、ジメッとしたところ

高山と違って怪しい雰囲気♫
直径2cmぐらいある『エンレイソウ』の蕾。大きい…

不気味に存在する『ギンリュウソウ』別名(幽霊茸)

本当はここには富山で初めて発見されたとされる、今では天然記念物。
エメラルドに光る『ヒカリゴケ』も存在。
私の探し方が悪いのか、何度きても見つける事ができません…

称名滝の音が聞こえなくなるとゴールの弘法は間近。

階段登るとそこは高原バス道路。

弘法にはトイレがある。(キレイで安心です)
弘法の辺りには、

 『ゴゼンタチバナ』

 『ベニバナイチヤクソウ』
『テガタチドリ』
 『アカモノ』
 『ツマトリソウ』
『マイヅルソウ』に『ワタスゲ』、『ミズバショウ』がほうれん草のように大きくなってきたもの、などなど。

樹林帯、山野地帯から亜高山地帯へと変わる様子がここでみられます。
最後はこちら、【弘法】バス停より室堂の職場へと戻りました。
※こちらのバス停、八郎坂の開通と同時に設置されます。

高原バスのチケットをお持ちでない方は、下車した駅で精算します。



立山にはいろんなルートがあるので挑戦してみてはいかがでしょうか?


山ガール:OMI