2014年10月11日土曜日

立山の火山活動って今どーなんでしょう!?

今日も1日良い天気な室堂です!!
気温は9℃。わりと暖かいようですが風があり、
お客様も「外、以外と寒いのねーーーっ」
と話しかけられます。



御嶽山の噴火から2週間がたちました。
こちら立山は、海外からのお客さまより、多数、
「ココは大丈夫なのか?」と聞かれます。


立山の噴火について問題ない事はわかるのですが、
(周りの方々そう言いますし。)
でも今イチよくわかっていないので、調べてみました。



まずわかる事は、立山も活火山の1つである事。
日本にある活火山数は、現在110箇所あります。
さっすが温泉大国、日本!!


では、その中でまた、火山活動が活発であり
24時間体勢で観測が必要とされる山の数は47山。

その中に立山は含まれていません。


ちなみに、110ヶ所に含まれている立山火山
正式名称は〝弥陀ヶ原火山〟

〔弥陀ヶ原〕や〔五色ヶ原〕の台地は立山カルデラ内部で起きた
噴火によって流れ出した溶岩が作った台地。
発生したのは約22万年前。
噴火が起こったのは、歴史遡ってもこの場所だけ。
だから、噴火活動が注意されてニュースに出てくる名前は
〝弥陀ヶ原火山〟
(10/1弥陀ヶ原台地)
噴火口は浸食によってわからなくなっていますが、
まだ静かに活動しているようです。


ちなみに、立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)は火山で出来た山ではなく、
日本形成時に隆起して出来た山なので、活火山ではありません。


ややこしくなってきた〜〜
じゃ〝地獄谷〟って?

今もっとも、立山で注意されている場所はこの〝地獄谷〟
(2013/8/3)

2011年より、火山ガスの活動が活発になり、
2012年の中頃、地獄谷の散策道は通行止めになり、今も続いています。

ここの問題は〝ガス〟です
硫化水素や、何やらと何やら…と

その毒素が死に至る、非常に危険である事から
現在、毎日ガスの濃度を測定、記録し続けています。


地獄谷周辺の通路について、エンマ台〜雷鳥沢キャンプ場手前までが
注意区間になっています。
途中には水道蛇口が、いくつか点在しています。
タオルや手ぬぐいを濡らして口に当て、
ガスを吸い込まないように注意が必要です。



こんな巨大な自然の力に到底勝とうなんて無理です。

ツアー中、この地獄谷を見て面白い事を言ったお客様がおられました。


『これは地球のオナラだね〜^ ^』

確かに!!!
地球規模だからやっぱりデカイな〜〜!!笑



立山の散策、登山を安全に楽しめるよう、常に対策が取られています。
あとは、共存し続けれられるよう祈る事でしょうか!?



あぁぁ…今私の頭の中が煮えてきた。。
山ガール:OMI



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